メッセージ

大人からそそがれる惜しみない愛情は、子どもたちの自信を、すくすくと育てます。自信がつけば、みずから考え、行動できるようになります。自我が芽生えると、子どもたちは他者とのかかわりを知るとともに、少しずつじぶんらしさを自覚していきます。そうやって培われたこころの数々が、チャレンジできるパワー、失敗をおそれないつよさの土台にもなっていくのです。将来、子どもたちが自信をもって、人から愛され、じぶんらしく生きていけるように。チェリッシュでは、生きる力の“根っこ”となる「こころ」の育みを大切にしています。

お母さん、お父さんがどんどんいそがしくなって、育児の環境が大きく変わりました。とくに都市部では核家族が増えて、ご近所付き合いもめずらしくなり、地域での子育ては、なかなか難しい。悩みを共有できる相手や、頼れる人が身近にいないと、お母さん、お父さんは、「頑張らなきゃ」と、背負いすぎてしまうんです。昔だったら、近くにいるおばあちゃんや、ご近所の先輩ママが「そんなに心配しなくて大丈夫！」なんて、笑い飛ばしてくれたものでした。だから私たちは、お母さん、お父さんのこころも、こちょこちょっとくすぐって、気持ちを軽くしてあげたい。うれしいことも、困ったことも気軽に共有して、相談できる存在。そんな、“地域の保育園”でありたいと思っています。